新築は、工事も綺麗で早く、希望する性能・デザインなどが既存構造とのからみや取り合いの問題もなく
さくさくと段取り良く完成します。
シックハウス症候群が問題になってから、あっという間にほとんど全てF☆☆☆☆建材となり、防蟻剤も含め
人に優しい=現場にもやさしい住宅となりました。役所申請書類も、F☆☆☆☆の証明が不必要になりました。

今の住宅はだいぶ前から「壁体内通気工法」によって、建物外皮の中にもう一つの内皮に包まれた建物が有るような
構造になっていますので耐久性も高く、断熱性能(内部結露・シックハウス換気と対で考慮)なども、高性能な製品は
多種多様揃っています。
この辺では南の方にいる保水機能を持って乾燥した木まで食べる強力なイエシロアリはいないようですし、
極寒の地のような室内外の強烈な温度差エネルギーによる壁体内結露・凍結などが防ぎやすく
水廻りも高性能で、通常ならば土台などが全く腐朽しません。

日本の以前の住宅が持たないといいますが(粗悪なものを除いて)、住宅業界にいて受けた印象では、
 
 @新し物好きで高性能を求める日本人の気質がまだまだメンテすれば使える建物も壊して新築にしてしまう
 A改修工事が割高で、以前は施工手間のかからない廉価なリフォーム用部材・製品などがほとんどなかった。
 Bアメリカ人のように住宅をメンテする技術を学校で習わないし関心がない。(建てたら建てっぱなし的な感じ)
 C昔ながらの和風真壁から、おしゃれな洋風デザインに住み替えたい方がたくさんいる。
 D新築が、他に比べて一番ローンなどの資金借り入れのシステムが整備されている。

 リフォームするなら、思い切って最新住宅に建て替えて、素敵な暮らしをしたい。
 加えて低金利で長期返済可能なローンが組みやすく、減税などもあるのでなおさらだと思われます。



新築住宅完成までの各工程の大まかな流れ 


(地鎮祭・着工 → 仮設・基礎 → 建方・木工事・雨仕舞 → 仕上工事 → 竣工・引渡し)
 地盤調査      配筋検査    構造体検査(防水・断熱材含)        完了検査
 位置確認      天端レベル    施主電気配線確認・木工事完了検査    施主竣工検査



地鎮祭・着工
確認申請・各種申請・ローン確定
現調・地鎮祭・地盤調査&基礎仕様確定・地縄張り&建物位置確認
地盤改良工事 (瑕疵保険・地盤保証申込)


仮設・基礎工事
仮設・仮囲・工事看板 (電線保護・側溝養生)
丁張り・基礎工事 (配管スリーブ入・配筋検査・天端レベル・芯墨)
配管内部転し・外部先行配管・足場掛け


建方・木工事・雨仕舞
プレカット材・羽柄材搬入・土台敷・建方 (建入検査) ※根太式・剛床式で手順が若干異
屋根下葺・防水下地・耐震金物・筋カイ間柱・産廃コンテナ
防水・ドレン・屋根葺・サッシ・透湿シート (構造体検査)
内部電気・設備配線配管 (施主配線確認)

先行断熱入UB設置・大工木工事(天井・床・壁、断熱材・階段・建具・カウンター・下足入他)
キッチン取り付け・木工事完了検査
外部:軒天・外壁・シーリング・破風・雨樋工事
足場払い・笠木取付


仕上工事
塗装・クロス・クッションフロア・左官・玄関タイル・ふすま・障子・造作建具・畳工事
設備機器・照明取付・仕上電気・美装・網戸・エアコン・カーテン 役所完了検査
片付・清掃・コンテナ上げ、竣工検査・ダメ工事手直し


竣工・引渡し
施主竣工検査・完成引渡し・登記関係他
竣工図面他一式書類・工事写真・瑕疵保険保証書・地盤保証書
引越し・アフターメンテ計画


大まかな新築工事の流れを写真入りで載せています。
クリックすると、TIcTACブログの「新築のできるまで」ページに移動します。
一般的な木造住宅の場合、軸組でもツーバイ工法でもだいたいこの流れとなります。

湿式工法(左官ラスモルタル・塗壁、塗装など)が入ると工期は延びます。
着工前の長期優良申請(例)・確認申請などの申請期間もある程度必要です。
リフォームや更地でない場合、解体工事なども工期にプラスされます。

建物のプランニング・デザインや、仕様決め(住宅設備機器・照明・建具・クロス・フロア類など)に
時間がかかるのはもちろんですが、仮住まいや引越し、登記や申請書類・ローン手続き
カーテン・家具家電購入など、ちょっとあげただけでも雑多なことがたくさんありますので、
なるべく余裕を持った全体工程計画が必要です。

<着工・基礎工事>

1 地鎮祭・地盤調査(地盤改良有無と基礎仕様決定)

※ 仮設工事(仮囲い・仮設電気水道トイレ、現場養生)

2 基礎工事&配筋検査


<木工事>

3 外部給排水・足場・土台敷き

4 建て方&建入検査 筋カイ・耐震金物取付

5 雨仕舞(屋根・FRP防水)・構造体検査

6 防蟻・サッシ取付・壁体内通気層工事

7 内部造作・電気配線&給排水配管 ※太陽光先行配線

8 外壁工事・断熱施工・UB設置工事

9 シーリング・板金工事、内部造作工事

10 フロア・階段・建具枠・耐火石膏ボード貼


<仕上工程>

1 住宅設備機器取付・左官タイル・クロス貼 ※登記準備

2 仕上電気・給湯器リモコン・照明エアコン取付・試運転・ガス

3 ハウスクリーニング・完了検査&施主検査・引渡し準備

4 竣工引渡し・瑕疵保険保証書・工事詳細写真添付

※表札・ポスト・駐車場・外構・カーテン・家具搬入&引越し他




リノベーション工程

リフォームも、ある程度の規模のデザインリノベーション的なものはやりがいがあります。
施主の予算内で、いかに良いものを作るかが、各々の腕の見せ所です。
老朽化した基礎・軸組の補修・耐震補強、断熱改修・省エネ機器・デザイン検討など盛りだくさんの内容です。
いろいろな状況に対応しなくてはなりませんが、新築住宅とはまた一味違った楽しさが味わえます。

開けてみなくてはわからない部分をなるべくなくすために、きちんとした現況把握がもっとも大事です。
また、職人の手間も新築と比べて若干高いのが普通です。
開けてみて問題が出た部分は、施主確認の上検討する・工事前に見積を提出して金額の確認をしてもらう。
前もって不明な部分は、打ち合わせ時に詳しく説明する。といったような形をとっています。

古くて寒い居室が、暖かくて素敵な空間に変わったときの、お施主の喜ぶ姿は何度立ち会っても、とても感動します。


最近の主な改修工事内容

@LDKをシンプルモダンでおしゃれに改修
A水廻りの改修(キッチン・ユニットバス・洗面台・トイレ・給湯機器)
B外観の美装(屋根・外壁・バルコニー・テラス・雨どい・破風など)
C断熱改修&エコ設備機器導入で省エネ化
Dスケルトン解体で、腐朽部分交換・耐震補強(筋カイ・面材・火打・耐震金物補強など)



解体撤去工事・既存確認 → 躯体工事・断熱改修・耐震補強・外部雨仕舞 → 仕上工事 →検査・竣工・引渡し
工期は内容によって様々ですが、スケルトン解体から行うと通常のLDK+水廻りで大体60日程度かかります。


現場調査・打合せ・図面作成・デザイン・仕様検討・見積検討 (左記繰り返し)
契約・仮住まい探し・引越し準備
近隣挨拶・着工準備


不要物処分・仮住まい・家具他移動・電気ガス水道電話
仮設工事・解体撤去工事・足場掛け
既存状態確認(腐朽・劣化)・耐震検討(施主現場立会説明)


必要部分基礎・アンカー追加・床下防湿処理・防蟻処理
既存配管確認・交換切り回し、点検口設置
既存配線確認・電気配線工事・幹線張替え他


躯体腐朽劣化部分交換補修、耐震金物補強、耐力壁・火打梁他増設
通常木工事・断熱サッシ入・断熱改修(床・壁・天井)
屋根・外壁・破風・雨樋他 外部雨仕舞工事 足場払い


仕上工事
塗装・クロスCF・左官タイル・ふすま・障子・造作建具・畳工事
設備機器・照明取付・仕上電気・美装・エアコン・カーテン
竣工検査・ダメ工事残工事確認手配


施主竣工検査・完成引渡し
竣工図面他一式書類・工事写真添付・保証書
引越し・アフターメンテ




既存ユニットバス→新規ユニットバス 交換工事 (標準的な木造住宅・UB下土間コン)


現調・解体撤去 → 切回し・土間コン・防腐 → 組立・接続・電気・木工事 → 洗面側クロス・仕上工事 → 引渡し


現場調査・採寸・UB仕様検討、寸法・床下・ドア窓廻り・床高さ・壁床仕様他
既存配管経路・給湯器廻り・電気配線他確認


給水給湯プラグ止め、電気止め・洗濯機・乾燥機・存置物移動片付
養生・搬出経路確保→解体撤去工事(産廃)
設置土間・配管確認・構造体腐朽劣化確認(断熱・窓廻り共)


配管切り回し(劣化している場合新規配管共)・防腐処理・構造体劣化補修
UBメーカー事前現調→ユニットバス組立設置・給湯器リモコン取付・試運転
大工工事(浴室側壁・ドア廻り工事・枠・巾木他)


内装クロス・床クッションフロア・電気仕上
ハウスクリーニング、洗濯機・家具類再設置


完了検査・施主立会検査・引渡し



トイレ改修工事


リモデル便器:   排水芯位置の違いを専用配管キットで調整できる便器。
           床を壊して配管を切り回す必要がないので、工事が簡単です。
           床は旧便器の設置跡などが付いているのでクッションフロア張替えなど必要です。

節水タイプ:    1回の水使用量が、4.8L程度に節水されたものが最近の主流です。
           タンク手洗付・手洗なしはニーズに合わせて選択、洗浄便座も機能がいろいろあります。

手摺など:    壁に下地がないと固定できないため、柱・間柱位置に合わせて設置するか下地補強必要

床腐朽直し:   床が腐朽によりフカフカしている場合は、床組やり替え、耐水合板・ベニア下地の上CF貼りなど

和式→洋式:  解体撤去後配管切り回し、大工木工事、便座電源・換気扇工事、クロス内装工事、器具取付

2階トイレ新設: 1階にパイプシャフトを新設したり、下階天井などを壊して給排水配管を行います。
          現場によりケースバイケース。梁がじゃまになって配管不可・勾配が取れないなどの問題あり。
          (便座専用電源・換気扇・ダクト工事・給排水配管がOKならば問題なし)

           ※工事中はトイレが使用できないので、最短で完了させるには業者の段取り調整が大変です。
          ※アングル止水栓が劣化で折れやすい場合には、部品交換が必要です。


工程 (洋式便器→洋式リモデル便器交換)

 給水プラグ止め、既存便器撤去処分
       (床下地補修)・床クッションフロア張替え
       止水栓・フランジ交換・リモデル便器取付・リモコン取付・試運転
        完成・引渡し


工程 (和式便器→洋式便器変更)

 給水プラグ止め、和式便器撤去処分
    床壁解体撤去、電気工事・給排水配管切り回し
    木工事(床根太・下地合板・壁PB・手摺・巾木他)
    クロス・床クッションフロア貼工事
    便器取付・洗浄便座・リモコン取付・試運転
    完成・引渡し